263[ メンタル強化術 ]

[ メンタル強化術 ]◎自分の心の弱さを気にしすぎない。

 基本ポイントは、「自分のメンタルが元から特別強いとは思わない」ということで、

そもそも「心が弱いことを気にする必要はない」ということです。

 メンタルの強い弱いは確かにありますが、それも個性です。

弱気な人がその特性を活かす場面もありますので、自分の強みと思って伸ばすべきで、

また強さが必要な局面では「自分は強い」と思い込めば良いのです。

また、遠慮せずに弱音を吐いてもいいんです。

そのためには「自分はまだまだ、大したことがない。」と思うことが重要です。

 そうすれば弱い自分を許せます。

また、逆に「もっと上をめざそう。」というモチベーションにもつなげられます。

 <失敗を悔やみすぎず次の一手を考える>実際には数多くの失敗が生まれます。

 成功者の誰しもが、最初から絶対の自信をもって挑戦したことなどありません。

 常に新しい挑戦の繰り返しの結果の成功です。

 結果そのものに一喜一憂せずにそうして来たことが今の成功をつくるのです。

従いまして日々の心のありかたとして、「やれることを全てやったら、結果は気にしない。 」

ということです。

 仮に結果が出なければ、そのときプロセスを見直して反省すれば良いのです。

 失敗を悔やみすぎず、次に活かすことが重要です。

 <ストレスの原因を冷静に分析する>ストレスには良いものと悪いものの2種類があります。

 前者は大きな挑戦へのプレッシャーなど。

 後者は人間関係の軋轢などです。

 前者のストレスは乗り越えれば自身の成長につながりますので、

立ち向かうことが重要ですが、後者は自分ではどうにもならない上に、

メンタルに悪影響を及ぼしますので、そこから逃げても良いのです。

 後者のストレスに悩まされ、組織を飛び出して新しいステージに移った結果の

成功者が多数おられます。

 まずは自分のストレスの原因がどこにあるのかを見極める必要があります。

 その際、ストレスやプレッシャーを感じても冷静に、問題解決のためのデータ分析を

まず行なうことです。

 「自分で納得感をもって取り組むことがモチベーションになる。」ということです。

 <入念に準備して想定外をなくす>「最近は“想定外”と驚くことがあまりありません。 」と

感じるためには、何か行動を起こす際には結果がどう出るかを、

シミュレーションをすることが重要です。

その中で、ある程度は結果が予測可能になります。

 「できるかぎりの準備は欠かさない。」ということです。

 失敗しても引きずらないのは前述の通りですが、実際に挑戦するまでには

入念な準備を行うのです。

 「自分にやれることは全部やり尽くした。

 という状態で本番に臨むことで、プレッシャーに打ち勝つことができます。

 ・・・まずは弱いメンタルをどう補強するか、周到な準備をもって難局に備える。

 そして、場数を踏んで行くうちに、ストレス耐性が出来て行きます。

 それが最も現実的と言える方法ではないでしょうか。