373[ 心をいやす食べ方とは? ]◎心が疲れているとき、何を食べますか?

[ 心をいやす食べ方とは? ]

◎心が疲れているとき、何を食べますか?

気分が大きく落ち込んでいる・強いストレスを感じる・「心が疲れた」感覚がある、

このように、メンタルに何らかの不調を感じたとき、あなたなら何を食べますか?

「何も食べたくない」と感じる人もいるかもしれませんが、

ネット上では「菓子パンはやめとけ」・「温かいものを食べて」といった意見も見受けられます。

「心が疲れた」感覚に陥ったとき、医学的に「食べるとよいもの」、

逆に「食べるのを控えた方がよいもの」はあるのでしょうか。

<心の状態と「食べる行為」との関わり>:一般的に、スト レスがたまってくると、

食欲が落ちる、あるいは逆に食欲が高まる ことが知られています。

これを医学的に解説いたしますと、次のよ うな状態となります。

1ストレス反応によって交感神経系が興奮し て、胃の働きが弱まるために食欲が低下する。

2その反動で副交感 神経系が興奮して(あるいは、副交感神経系を興奮させようとして、

いわゆる「ストレス発散」の形で)食欲が高まり、時に暴飲暴食に 走ってしまう。

つまり、心の状態と『食べる行為』は密接に関係し ているのです。

<心が疲れた状態のときに「食べると良いもの」と「食べない方が良いもの」>

:『普段どのようなもの を食べているか』ということが重要です。

心も体も元気なときには、 いつもなら食べないようなものをあえて食べてみて、

それが新たな 刺激になって回復力が引き出される、という好循環が起こることが あるかもしれません。

ですが、心が疲れたときには、刺激的な食べ 物を求めるのはおすすめできません。

なぜなら、心の疲れと体の疲 れはリンクしておりますので、刺激物を食べることで胃腸の負担を 増やし、

かえって心の疲れが増す、という悪循環を起こすリスクが あるからです。

心がとても疲れているときには、体も疲れています から、

『いつもは食べないようなものを食べる』のはやめておいた 方が良いのです。

辛すぎるもの、脂っこいもの、消化が悪いものを 食べ過ぎるのは良くありませんし、

スナック菓子や、菓子パンとい った甘過ぎるものを食べ過ぎるのも良くありません。

やはり、『普 段から食べ慣れているものをほどほどに食べる』のが、

疲れている ときの食べ方の基本となります。

<まとめ>:「メンタル不調 時の食事については個人差があります。

『自分は◯◯を食 べることでストレス発散になっているから、

周囲の人たち からとかく言われたくない』という人もいらっしゃるかも

しれません。

メンタルと食事に関しまして『誰にとっても 絶対ダメ』というものはありませんので、

『疲れたときこ そ、普段通りに食べる』くらいで良いことを知っておきま しょう。

腹八分目が基本です。

心が疲れ、体も疲れている ときは、ゆっくり時間をかけ、良くかんで食べましょう。

煮物やスープがあると良いですし、洋食よりも和食、肉よ りも魚がよいでしょう。

栄養バランスが取れた食事をする のが良いのです。

繰り返しになりますが、個人差があるも のですし、普段と違わないことが大切です。

細かいところ にこだわらずに好きなものをおいしく食べる

(できれば、 誰かと一緒に楽しく食べる)ことを意識するようにするく らいで良いのではないでしょうか。