『 人として大切なこと 』
人として一番大切なことは、他人の情、とりわけその悲しみがわかることではないでしょうか。
心の眼が開いておりませんと、もののあるなしはわかりますが、もののよさはわかりません。
日本民族は「情」の民族。人と人の間によく心が通い合う。この意味の「情」という言葉は世界唯一のものです。
一人ひとりの個性は異なります。それでいて、いいものには共感する。
個人の尊厳。
いろいろな個性に共感がもてる。個性的なものを出してくればくるほど、共感がもちやすい。
それは、日本人ならでは古くから持つ、人情の底にある素朴な良さからくるものです。
今、たくましさはわかっても、人の心のかなしみがわかる青年がどれだけおられるでしょう。
人の心を知らなければ、物事をやる場合、緻密さがなく粗雑になります。人の人たるゆえんは、
思いやりの感情にあります。今を生きるわたしたちは自分の子供・孫・後輩へ向けまして、
今後更に情緒教育のはたらきかけが重要となります。それが自身の使命と捉えまして生きることの大切さ。
日々学び、自己研鑚!
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