[ 頭の片付け ]
◎頭の片付けがうまくいき、必要なときに必要な情報にアクセスできる
生産性の高いアタマにできたら、どうでしょう?
モノの片付けは目に見えます。
善しあしは誰の目にも明らかです。
例えばオフィスの机の引き出しを開いたときに筆記具・印鑑・資料・私物などが整然と並び、
あるべき場所に収まっているのと、いろんなものが混沌としてグッチャリしているのは、
一見して区別できます。
そして整理されている机の中は、必要な物がいつでもすぐに取り出せるようになっているはずです。
効率的です。
見た目にスッキリしていて気持ちよいものです。
しかし、頭の片付けはそういきません。
第一に頭の片付けといっても、頭の中は誰も見ることができませんから、
散らかっているのかどうか客観的にアドバイスはできません。
また頭の中は物理的な空間とは異なり、無限に広がる宇宙のごとく、とらえどころのない世界です。
頭の中の総容量も分からなければ、果たしてどのくらいの情報が入れられるかも分からない。
実は、これが頭の片付けを難しくしている原因となっています。
しかし、それでも基本的な片付けに関する考え方は、リアルであっても、
頭の中であっても変わりません。
そしてコツさえつかめば誰でも、それを習慣にできるのです。
何を優先してやるべきか常にハッキリしていて迷いがなく、
いつも気持ちがスッキリしていられるとしたら、どうでしょう?
きっと仕事もプライベートもやる気が沸いてきて、毎日はもっと楽しいものとなるでしょう。
<頭の片付けができれば、どんなメリットが?>
頭の片付けができれば、どんなよいことがあるでしょう?
まず、無駄に迷わなくなります。
そして頭の中の方針がしっかり決まっていますから、
短い時間で的確な判断をすることができます。
そして、自然と周りの矛盾や盲点が見えてきます。
その結果、あなたを見る周りの目は大きく変わるでしょう。
私たちの脳のスペックは、意外なことにそれほど差がありません。
IQテストを行っても約7割の人は85から115という狭い範囲に収まります。
いわば「どんぐりの背比べ」です。
ですから、頭の能力は生まれながらの才能に影響される部分はわずかで、
後天的な学習方法で変わるのです。
頭の片付けも、これと同様です。
頭の片付けを実践しますと、ついでに「ロジカルシンキング(論理的な思考法)」が身に付きます。
論理的な思考法といいますと難しく感じますが、要は、情報を取捨選択し、
整理し、並べ、比較できれば、ロジカルシンキングの基本はおさえたも同然です。
頭の片付けを実践しますと、人生が変わります。
頭も片付いちゃうと人生はときめくのです。
ときめくどころか、どんどん好循環が起こり、豊かな人生につながります。
<頭を片付ける4つのルール>
ルール1:必要な情報以外を『捨てる』(=頭の整理)
ルール2:『仕分ける』(=頭の整頓)
ルール3:『並べ替える』(=優先順位を付ける)
ルール4:『物語を作る』(知識→知恵への変換)
ルールはシンプルだからこそ、誰もが実行できるのです。
短いからこそ、覚えてられるのです。
習慣化もできるのです。
情報をインプットするときに、これらのルールを守っていれば、確実に頭はスッキリ。
※必要なときに必要な情報にアクセス⇒生産性の高いアタマへ!
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