・教育研修名:「現場マナー・モラル研修」
・開催日:平成25年9月2日(月)
・ご受講者数:78名(低層住宅ご施工職方)
≪講師所感:特に強く感じましたこと≫
我が国で「現場CS」という言葉が使われまして、20年が経過致しました。
家づくりの職方さんの歴史の中で、かつて大工さんは棟梁様とあがめられ、
お施主様側の大きなご信頼と共に常に尊敬の念のもとの家づくりの世界がありました。
しかし我が国の現状は大きく変わりました。様々な言動に目くじらを立てられ、
各職方は日々の作業の中で心休まる時もなく、その日を生きることに
精いっぱいの現況でもあります。本来、言葉少なく目の前の作業に没頭する職方さんの
在りようが、まるで営業マンのように振る舞うことが求められる日々でもあります。
私自身父親が大工さんでありました為、幼き日より職方さんの世界で育ちましたので
身を持って大きな変革を感じております。この先は更にお客様・ご近隣者のご要望が多様化し、
職方さんの御対応もそのご満足へ向けまして想像を絶するレベルへ進んで行くことが予想されます。
「それでは今現在、果たして何ができますか?」と考えました際に、
不意にお客様・ご近隣の方が作業の場においでになられた際、
最適な応対の手法を自身の武器として備えておき、十分に効果があるように実践すること。
その手法を今回ご把握頂きました。全く持って生まれて初めてのロールプレイングをご体感頂き、
仲間の方からの助言と共に「家づくりの素晴らしさ」を今一度ご理解頂きました。
閉講後、退出口にてお一人お一人ご挨拶をさせて頂きましたが、
「ありがとうございました」・「自信がつきました」と握手を求められ、
当研修内容の広範囲の展開が特に家づくりの世界では今後ますます重要でありますことを
感じさせて頂きました。
2013/09/02実施・教育研修名:「現場マナー・モラル研修」
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